2012年5月29日、ご近所さんへのご挨拶も済ませ、
予定よりちょっと遅れて、川原町の家の改修工事が始まりました。
いよいよビフォー・アフターのスタートです。

まずは北側部分の増築部分、風呂場の解体です。
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見に行った時はもう解体され、すっかり無くなっていました。
隠れていた壁があらわになりました。
ここまでは重機が使えます。
内部はというと・・
建具、床も天井もすべてはがされガランドウ。

天井裏も丸見えになり、長い松の梁がこの家を支えているのが分かります。
期待していた棟書はありませんでした。

東側の窓もすべて外され、モナカの皮だけの状態になってしまいました。
今、台風や地震が来たら簡単に崩れ落ちてしまう!
ただ壊せばいいわけではありません。
残すところ、利いてる柱を選んで手作業で解体しています。
状況を見極めながら、養生しつつ、新しい部分を調和させなくてはならない改修工事は、
手間と経験が必要な、気が遠くなるような作業だと思います。