森林文化アカデミーでは毎年1回、木工を学ぶ学生を連れて、森の手入れを行なっています。フィールドは、郡上市白鳥にお借りしている広葉樹の森。同僚の教員がライフワークとして取り組んでいるものです。
家具材として大きく育てたい樹を残し、周囲の樹を間引きしてやります。間引きした樹も、小物作りに役立てています。
この森に昨年、ナラ枯れが確認されました。ナラ枯れは、昆虫が媒介する菌によってナラなどが集団で枯れてしまう病気です。被害の拡大を防ぐには、感染した樹を伐らなければなりません。
そんな訳で、伐られたナラの切り株。見ると、菌が入って茶色く変色しているのが分かります。
この森から伐られた、ナラ枯れの丸太たちです。
ところで、住まいづくり日記になぜ学校の活動報告が?
・・・実は我が家を設計してくれている三澤先生から、「このナラを大黒柱にしよう」という提案があったのです。
・・・実は我が家を設計してくれている三澤先生から、「このナラを大黒柱にしよう」という提案があったのです。