床を貼る前に塗ると作業しやすいので工務店の一角をお借りします。
材料は岐阜県産の杉で、4mの板が99枚あります。

節はひとつひとつ埋めてあり、きれいに仕上げ鉋がかかってます。
35℃を超す猛暑の中、孤独な作業が続きます・・・
それにしては楽しそう?

二回目の摺漆はキャリア10年組の生徒さん6名と初めてさん2名、総勢8名の助っ人でみるみる板が塗られていきます。
一人で3日間かかった仕事があっという間の3時間で仕上がり。
しっとり漆が染みこんで、色が徐々に濃くなっていきます。

自作の漆器にちらし寿司を作ってきて頂きました。
数日後、カブレ被害者続出!
板は乾燥後、さらにもう一回、計三回摺漆をして完成。
戸外と猛暑のせいで、漆がなかなか乾かず水を撒いたり、濡れたシーツを吊るしたり・・
大工さんがカブレないかちょっと心配ですが、現場で貼り込まれるとどうなるか楽しみです。